Friday, June 7, 2013

国際経済学I, 第8回

講義内容:
  • 関税の分析
    • 関税は消費行動と生産行動を攪乱し,ある種の無駄を生み出す効果を持つ.こうした無駄は経済学を勉強しなければ気づかないような,「目に見えない無駄」なのだ.
  • 次週はレジュメ3を用意するように.

中間テストお疲れさま.意外とむずいしーきいてないしーという印象だろうか.レジュメの意味を理解して多少頭を動かす必要があるので,一筋縄ではいかなかったかもしれない.

成績の分布は以下の通り:
  • 56人受験したうち,その75%に相当する42人は合格ライン(60点以上)という状況である.
    • 難しすぎずやさしすぎず,努力がそれなりに報われる,という試験となっていることを祈る.
  • 50点台後半で惜しくも合格ラインを超えていない人も多い.期末試験で挽回してほしい.
    • 0-20点の7人は欠席者.
  • 平均は66.75点,中央値は67点,標準偏差は32.34であった.
  • 簡単な回帰分析にかけると,次のことが言えそうである:
    • GPAが高い人は今回の点数もよい.
    • 性別や学年などは点数に対して有意な影響がない.たとえば,男性のほうが女性よりも成績が悪い,4年生のほうが2年生よりも成績がよい,などといったことはないと判断できそうである.
期末試験でも引き続きがんばってください.

(追記: 試験の解説はその役目を終えたので削除しました.)

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