Monday, January 6, 2014

科学者たちのサバイバル

黄昏にあっても,その中でミネルヴァの梟として飛び立つべく気を新たに頑張ります.今年もよろしくお願いします.



冬休み中に読んだ論文の中から,科学者・エンジニアの生存分析を行った最近の論文を紹介.
  • Benjamin Balsmeier and Maikel Pellens (2014) Who makes, who breaks: Which scientists stay in academe? Economics Letters 122, 229-232.
OECD, UNESCO, Web of Scienceのデータで,博士号ホルダーのキャリア(アカデミアからドロップアウトするかどうか)を追った論文である.グラフさえ見れば詳しい説明抜きに十分伝わると思う.

Fig. 1.

Fig. 2.

 撤退するのは4年目がピーク,6年目以降は業績で有意に差が出るようだ.分野は違うが納得.(bloggingで遊んでいる場合じゃない…)

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