Thursday, July 31, 2014

14年7月沖縄県主要指標

前回のエントリ: 14年6月沖縄県主要指標

日銀那覇支店がいくつかの統計を公表停止するようだ.何かと使いづらいのでblogではほとんど言及していなかったものの,毎月興味深くチェックしていたので残念だ.

気分がすっかり研究モードなので,今月はごく簡単に整理するにとどめる.

鉱工業生産(5月分)は季節調整値だと意外に強い数字になっている.

沖縄の鉱工業生産, 2010年=100. 薄灰色が原数値, 黒が季節調整値, 青がトレンド, 赤が全国. 出典: 沖縄県「鉱工業指数」, 経済産業省「鉱工業指数」.
消費者物価指数(6月分)は微増.耐久消費財の価格が落ち着いてきたようなのでちょっとした家具を買った.
那覇市のCPI(灰色), コアCPI(赤), コアコアCPI(青)の前年同期比(単位: %), 原数値. 出典: 沖縄県 「消費者物価指数」

沖縄県のCPI(灰色), コアCPI(赤), コアコアCPI(青)の前年同期比(単位: %), 原数値. 出典: 沖縄県 「消費者物価指数」

労働力調査(6月分)は玉虫色.給与が名目でも実質でも下がっているのだからもう少し雇用が増えてもいいと思うのだが.
沖縄県の完全失業率, 男性 (単位: %). 青がトレンド, 灰色太線が季調値, 薄い灰色が原数値. 出典: 沖縄県「労働力調査」
沖縄県の完全失業率, 女性 (単位: %). 赤がトレンド, 灰色太線が季調値, 薄い灰色が原数値. 出典: 沖縄県「労働力調査」
沖縄県の労働参加率, 男性 (単位: %). 青がトレンド, 灰色太線が季調値, 薄い灰色が原数値. 出典: 沖縄県「労働力調査」
沖縄県の労働参加率, 女性 (単位: %). 赤がトレンド, 灰色太線が季調値, 薄い灰色が原数値. 出典: 沖縄県「労働力調査」

demographyの影響が気になるので,労働力人口のどれだけを55歳以上が占めているのかデータを整理した.
沖縄の労働力人口55歳以上割合の推移. 2005-2013年(暦年). 出典: 沖縄県「労働力調査」
  • 労働力人口は2005年から2013年にかけて約5.1% (3.3万人)増加している.
    • 男性は2.1%, 女性は9.2%, と大きなギャップがある.
  • ただし,55歳以上の労働力人口は同時期に約39.3%(4.6万人)も増加している.
    • 男性は32.9%, 女性は47.7%の増加.
  • そんなわけでグラフの通り,55歳以上のシェアは着実に上昇している.男女計では,55歳以上のシェアは18.0%から23.9%に上昇している.
2014年に入ってからは男女とも減少に転じていたが,今月公表分(6月)では反転.

沖縄の労働力人口55歳以上割合の推移, 2013年1月-2014年6月. 出典: 沖縄県「労働力調査」

2012年以降は,団塊の世代が65歳を過ぎいよいよ退職していく頃合いになる.人口ピラミッドの下の方にいる身としては不安もある.

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