Saturday, December 7, 2013

国際経済学II, 第10回

講義内容:
  • 国際通貨システムの現代史
    • 20世紀にもなると国際政治と国際経済が密接に関わるようになる.
    • 昔は貴金属が貨幣の裏付けとしての役割を果たしていた.現在は貨幣を発行する政府・中央銀行への信認という,手に取れないし目に見えないものが貨幣の裏付けとなっている.
    • ニクソン・ショックが大きな変わり目.このあたりから日本の高度経済成長にも陰りが見えてくる.
    • あらゆる国が変動相場制になったわけではない.ユーロ圏,香港,シンガポール,その他様々な国がそれぞれに事情に応じて様々な形の為替システムを採用している.
    • 世界中が「ドルを持ちたい」と思うと,アメリカは経常赤字になる.こうした状況が続くと,ドルの価値が信頼できないものになっていき,世界中で「ドルを持ちたい」と思えなくなるかもしれない(Triffinのジレンマ).ブレトン・ウッズ体制が長続きしなかった原因のひとつとも.
 次回:
  • PPPの話.レジュメ5の用意をお願いします.
 アンケート結果:
  • 練習問題を解いた,という人はかなり少数派…でも解いた方はみな効果ありとの反応で,かつ実際に高得点を収めていた気がする.
  • 私自身はテストの成績アップを目標に勉強するような甲斐甲斐しいタイプではなく,練習問題や過去問を解くことは少なかった.あんまり偉そうなことは言えない.(授業とは無関係のテキストをどんどん読んで例題も必要に応じて解いてたけど.何かを身につけるには,自分の手を動かして例題を解くというプロセスが必要.)
  • 期末(1/31に予定)についてはまた考えます.ご協力ありがとうございました.

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