Saturday, June 27, 2015

経済政策I, 第9回, 2015

講義内容
  • 公共財
    • 囚人のジレンマやチキンゲームに似た状況が生じる.いずれにせよ均衡では公共財は十分に供給されない.
    • 公共財の応用例は身近に山ほどある.解決策はケースバイケースになるが,問題の構造を体系的に把握できるようになることが解決の一助となるかもしれない.
  • 共有地の悲劇
    • 公共財との違いは,競合性を持つこと.広い意味での「混雑」が問題になる状況.
    • 公共財と同じく,フリーライダーが非効率性を引き起こす(過剰に利用する).
  • 租税の役割
    • 個人で供給できないなら,政府が供給してはどうか.

コメントより
  • 「共有資源のうち,魚は増えるけど,石油のように増えないものも共有資源になるか?」
    • 競合性と非排除性を持っていれば共有資源になります.増えるか増えないか(再生可能か否か)は共有資源の定義とは直接関係ありません.
  • 「自分のためでなく,相手のために未来のために行動できる社会になってほしい」
    • 隗より始めましょう.
  • 「メカニズムはすごく単純だけど社会には難しい人もいて,社会を運営するのはとても大変だと感じた」
    • 大変だからこそやる価値があるんですよ.
  • 「気づかないうちに,もしくは悪いなとは思っていても,日常的にやってしまうものだと思った.話し合いでどうにかすることもあるようだが,自分が一番かわいいのでそれだけだと限界が来そう.税という制度はすごい.」
    • 利害の対立を克服して協力を実現できるような仕組みを作ることは経済学の大きなテーマです.
  • 「強制的に導かせる方法がよく使われているなぁと感じた」
    • 強制するのはあまりエレガントではないですけどね.
  • 「ナッシュ均衡を知ることで資源の枯渇や税金の役割も説明できるので面白いと思った」
    • ありがとうございます.
  • 「身近でわかりやすかった」
    • ありがとうございます.
  • 「テストでナッシュ均衡がわからなかったけど復習で理解したのでよかった」
    • テスト前だったらもっとよかったですね.
  • 「点数が知りたい」
    • 質問者は満点でしたよ.講義を生ぬるく感じていらしたら,市販の教科書でよりハイレベルな内容をぜひ独習してください.

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