Wednesday, November 27, 2013

経済政策II, 第9回

中間試験お疲れさまでした.以下,結果の概要と,間違いの多かった設問について簡単な解説を行います.


試験の主な狙い:
  • 基礎知識の理解を確認する
  • 学んだ知識を活かして,身近な経済問題を考える
  • 試験勉強を通じて,知識を定着させる
結果:
  • 受験者数21.
  • 平均80.0, 中央値82, 標準偏差14.2.
  • 得点分布は次の通り.
  • 半分以上はA以上. このままだと単位取得が危ぶまれるのが2人. なかなか甘めのテストであった.
  • 簡単な回帰分析を行ったところ,1回欠席するごとに4点低下する恐れがあることがわかった.3回休むと評価が1ランク以上落ち得る,というのは結構な痛手ではないだろうか.(採点の際に,誰が書いた答案かは一切気にしないようにしている.出席が多く名前と顔を覚えている人には甘い,といったことはない.) (欠落変数にも注意が必要)

雑感:
  • 学生が何を苦手として何ができるのかがだんだんわかってきた.
  • 単位やGPAのためだけにする勉強は不毛だよね.非自発的に学んだ知識の中で生きているものは,高校までの知識がほとんど.大学で勉強した中では,成績と無関係に関心を持って学んだものはよく覚えているし,そうでないものは記憶の彼方だ.
    • やるからには卒業後まで記憶に残る講義がしたい.(でも後世まで残る研究はもっとしたい.)
(追記: 試験の解説はその役目を終えたため削除しました.)

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