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Wednesday, August 7, 2013

論文が出版された…が

 Papers in Regional Scienceという査読付き英文学術雑誌の,私の論文が掲載された号が出版されました.ただし本学図書館からアクセスできるのは1年後になります.

 親切なことに要約の和訳も付けていただいているのですが,
本論文は,モバイル通信業者に対する関税競争が…
とのっけからスペクタクロなことをやらかしてくれています.いやいやいやいや.



 宣伝ついでに,現在夏期休業中(9/11~9/13の3日間)の再履修者向けゼミ(問題発見演習I)参加者を募集しています.必修ゼミを落としてしまい将来の不透明感にさいなまれている学生は万難を排して履修してください.あるいはもしそういう友人がいれば情報を伝えてください.

Wednesday, June 12, 2013

沖縄の非正規雇用

今日のゼミで提示した資料を再掲しておく.

沖縄では働いていても非正規雇用であることが多い.
(役員を除く)雇用者数に占める非正規雇用の割合, 沖縄. 出典: 総務省「H19就業構造基本調査」
  • 20-24歳の若者(学生や主婦/主夫を除く)の半分以上はパートタイムで働いている.殊に女性にいたっては正規雇用は1/3程度だ.
    • 若年期は自分探し・適職探しをするリターンが高い,育児に時間を割いた方が子供にとってよい(かも),など正社員として働く誘因が他の世代と比べて低い.
    • 就職できてもブラック,という低技能労働者は働く誘因が低いのだろう.うつ病になったり過労死したりするよりはマシ,という判断は十分ありうる.
    • 労働需要側にとっては,目下のところ正規雇用で雇う余裕がないのかもしれない.
  • 年を取ってもフリーターのままという人も少なくない.「30代 フリーター」などと検索すると,その末路がうかがい知れる.
  • 私の所属学部は県内他大学と比べると就職状況は良好だが,それでも少なくない学生が卒業後定職に就くことができないでいる.

沖縄では非正規雇用者の9割弱は年収200万円未満であり,正規雇用者の7割以上は年収200万円以上である(2007年, 就業構造基本調査).年収以外の面でも差があると思う.家庭の事情は多種多様であるし補足されていない所得も多くあるのだろうが,フリーターとして世帯を支えるのはかなり厳しいことが推測される.

将来不安を煽るのはあまりよくないと思う(焦った弾みでカルト宗教や薄っぺらい自己啓発にハマるとまずい)が,自分に不都合な情報に目をつぶりリアリティのない将来像を抱き続けているのもまたよくないだろう.

Thursday, May 30, 2013

問題発見演習I, プレゼン

講義中に言及した,歴史に残るビジネスマン,Steve Jobsの有名なスピーチ:

テレビではなかなか味わえないタイプの,人を魅き込むトークである.



TEDでは,ちょっと大げさながら洗練されたプレゼンが鑑賞できる.
経済学者の話は少なめであるが,日本語字幕が付くものにはたとえば以下のようなものがあるようだ:

経済学に限らず,評判のよいものから観ていくといいかもね(自分で探そう).

Sunday, May 12, 2013

アカデミック・スキルズ: 「講義ノートの取り方」

問題発見演習に相当する講義の慶応バージョンがYouTubeで視聴できるようだ.

先週の我が講義とは違った角度からノートテイクの大切な部分をまとめてある.考える材料を自分自身で作るんだ,という気概は必要だよね.他人が書いたノートのコピーではよく理解できないものである.

ノートの原則を付け加えるならば,やはり寝ないことだと思う.気怠い時間は読書や落書きでやり過ごすべき.(睡眠や携帯ゲームは意識が遠くに行きすぎてダメだと思う.)寝てたらノートを取れないばかりか何も理解できないので,時間という貴重な資源を無駄に浪費することになってしまう.
講義中に寝る原因は,睡眠不足や肉体疲労というよりも,話を理解するための意欲と能力の不足ではないだろうか.教える側にも問題はあるのだけれど,所詮自分とは関係のない世界の話だと思ってしまうと,無意識のうちに脳が入ってくる情報を遮断してしまうような気がする.多少わからない部分があっても,起きてさえいればどこかで教員が再度要点を簡潔にまとめてくれるかもしれないし,後の話を聞いた上で振り返るとそれまでわからなかった部分の意味もおぼろげにわかってくるかもしれない.