Sunday, September 1, 2013

13年7月一般職業紹介状況

前回のポスト: 13年5月一般職業紹介状況

 某研究費が取れず傷心中であるが,先月更新しなかった分も合わせて,有効求人倍率を確認.相変わらず調子が良いらしく,復帰後でも2,3番目に高い数値となっているようだ.
沖縄のBeveridge curve, 2009/01--2013/07. 出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況」, 沖縄県「労働力調査」
  • 6月はvacancy rate vが高いまま失業率uが下がっていた.
  • しかし7月はu,vともに上昇.従来のUV曲線上に戻ってきた感じ.

 気になるのはUV曲線が動いているかどうかである.前回同様,2012年以前(黒丸)と以後(青白丸)で分けてプロットしてみた.今回は単なるOLSじゃなくて,平滑化スプラインを適当に当てはめている.
沖縄のBeveridge curves, 2009--2011がオレンジ, 2012/01--2013/05が緑.
 回転移動にも見える.期間の区切り方を変えれば平行に下方シフト,という感じになるかもしれない(面倒くさいので試していない.2012年1月で区切っているのに特別な理由はない).いずれにせよ,塊が右側に動いている状況をどういうデータ・モデルと合わせてどう解釈していいのかよくわからない.(単にcyclicalなブーム?)


 UV曲線シリーズはこれ以上blogで深入りするのはやめる予定.ひとえに私の勉強不足のためである.

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